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ー​スタッフ日記ー

​Season2

​-Archive-

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 「小台湯の煙突の上 vol.11  」 2021.5. 

 早くも梅雨のような今日この頃、

 久しぶりに走ってみて、マスクの息苦しさに

 危うく持っていかれそうになりましたNセンスです。

 ワクチン予約が始まり、

 机に山積みだった利用者さんのクーポン券も、

 ようやく片付きました。

 実際は8月を過ぎないと高齢者も終わらないペースですが、

 何とか光が見えてきた気がします。

 振り返りますと、

 昨年2月のトイレットペーパー買い占め騒動の頃、

 何か時が止まったような気がして、

 頭に流れてきたのが玉置浩二さんの

 「カリント工場の煙突の上に」でした。

 過去への叫びですね。

 まさに、歩いてきた道を振り返った気がしました。

 町内にも近年まで銭湯があって、

 その煙突の上に空があった訳ですが、

 すっかり景観が変わってしまいました。

 時代というものはもっと大きなスパンで変化するものと

 思い込んでいましたが、

 最近は1〜2年で変わるように感じております。

 人というものは、

 やはり人と関われないとなると辛いものですね。

 この1年数か月で、身に沁みました。

 友人たちが今頃どうしているかと、

 毎日想像しております。

 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.10  」 2021.4. 

 東日本大震災から10年、
 久しぶりにスピッツの「みなと」など聞き返して涙しました、
 Nセンスです。

 

 制度改定で、また膨大な文書に目を通し、
 書類の更新に追われました年度はじめ。
 毎度のことですが、どこか一箇所を見ればいい訳でなく、
 いろんな資料を自力で探し当てなくてはならない状況って、
 どうにかならないものでしょうか。
 そして各種加算を取得するために、非現実的な書類作成に時間をとられ、
 結局利用者さんへの対応が疎かになるという矛盾。
 加算取得のために、ケアマネに立ち会え、立ち会えというゴリ押し。
 加算を取得する程にサービスの質が低下するという現実、
 これ本当に何とかしなくてはいけないと思うんですよね。
 制度を考案する方々は、
 まだ現場に余程ゆとりがあると思っているようですね。
 驚愕の不理解です。

 

 多くの介護施設で、一年未満の経験者が主任で、
 施設長が連続で夜勤に入る現状だというのに。
 本当は、介護も医療も、
 レベルアップとは加算取得とか、そういうことじゃない。
 コロナ対応と一緒で、行政主導で上手くいくことはないんですよね。
 いつか、実践で示したいと思っています。

 

 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.9  」 2021.3. 

 たまには若いアーティストの歌も聞くべし、
 とダウンロードしてみたものの、やはり何か物足りず、
 結局懐かしのフィルコリンズなど聞きながら帰宅するこの頃。
 皆さんお元気ですか、Nセンスです。

 コロナの影響でこの一年、
 全員で集まる会議は自粛してきましたが、
 先日ようやくリモートを試みまして、
 数名の方には自宅から参加していただきました。
 まだまだ不便さはありますが、
 こういったことは強引に進めると上手く行かないもので、
 やらないよりはやったほうがいいと感じられるための、
 それなりの時間も必要です。
 スマホで体調入力をしてきたことが、ステップになりましたね。
 社員には感謝しかありません!(最近よく耳にするフレーズ)

 事業継続のためのこれら取り組みで、
 結構忙しいようではありながら、
 利益が生まれる訳ではないことも悩ましい限りです。
 制度改定もまた非現実的な方向へ向かってますが、
 今はしかし、耐えるしかありませんね。
 やけに青空が沁みる春に乾杯しましょう。

 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.8」 2021.2. 

 オリ・パラ組織委員会の会長辞任騒動。
 いろんな方の名前があがりましたが、

 思えばスケートの橋本さんも、柔道の山下さんも、

 子どもの頃日本を湧かせてくれましたね。
 鈴木大地さんのバサロ泳法とかね。衝撃でしたね。

 

 そもそもイリイチの言うジェンダーとはどんな内容だったかなぁとか、

 いろいろ自分なりに考える機会になり、

 無意識の固定概念など反省したりしました。
 人には多少とも違いがあり、だからこそ話し合い、

 認め合う意味があるのでしょう。

 「鈴と、小鳥と、それからわたし、
  みんなちがって、みんないい」

 

 抜粋をすると怒られそうですが、

 どうしても、金子みすゞの詩を思い浮かべます。
 純粋な意味だと思われますが、

 だからこそ万物の存在意義を認め合うような、

 偉大な思想のように聞こえてきます。
 心のどこかでは、そういう気持ちを常に持っていたいものです。

 

 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.7」 2021.1. 

 何とも不安な年明けでございます。

 日毎コロナ感染者が増え、

 毎日のように周囲の事業所からPCR結果や営業中止のお知らせが届きますと、

 長期戦のストレスも相まって、

 何となく判断力の鈍ってくるのが自分でも解ります。

 先日、埼玉のふじみの救急病院の院長や看護師さんが、

 コロナに感染した旨の報道がありました。

 テレビで馴染みのある方が感染と聞くと、やはりショックですね。

 感染対策の難しさと、

 最先端で治療を続けておられる方々の命がけの努めを、

 改めて痛感した次第です。

 菅総理や尾身会長に批判が寄せられるのは、

 ある程度はやむを得ないかも知れません。

 しかしそれを覚悟して、国民のために尽力される姿には敬服します。

 尾身会長は二つ腕時計をしていて、

 そのひとつは脈などを測れる多機能スマートウォッチのようで、

 娘さんから付けるように言われているとのことです。

 働き詰めの毎日を心配されているのでしょう。

 70代に文句を言っている場合ではない、

 我々40代50代が先頭に立って、

 雨風を凌いでいかなくてはならないと、

 強く感じるこの頃であります。

 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.6」 2020.12. 

 Go toキャンペーンの是非の問題で、

 観光業界が医療や介護の対極にあるように感じてしまう今日この頃。

 しかし医療や介護を支えているのは経済であることもまた事実です。

 私たちは職業柄、外食も旅行もできませんが、

 自分たちの都合だけで非難もし難い状況です。

 

 星野リゾートの星野代表には、

 マルチタスクや運営特化など、ビジネススタイルで学ぶべき点が多々ありましたが、

 この度の絶望的な危機を前にしてなお、

 絶対に諦めない、業界を背負って生き残る方法を地道に語る姿勢に、

 感動を覚えました。

 観光業界も7割は非常勤で、

 日本も連休の平準化、連休を年間で平らに均せば、

 混み合うこともなく、雇用も安定するのだと。

 星野温泉も当初は採用に苦労し、

 人を育てるには何年もかかるという実体験があり、

 結局何もしない評論家たちとは比較にならない言葉の重みが感じられました。

 

 経営のプロと言われる方々が、

 大企業を渡り歩く様もアメリカ的で格好いいかも知れませんが、

 ひとつの業界を背負って生きる、

 物静かな経営姿勢に身が引き締まります。

 誰が悪いとか、建設的でない話はもうやめて、

 それぞれの業界がスタイルを変えて自らの役目を死守する。

 それしかないですね。

 

 来年は良い年にしましょう!

 関係者皆様、ありがとうござました!


 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.5」 2020.11. 

 乾いた青空が続きました11月も、間もなく終わりとなりますね。

 コロナ対策もこれから春にかけてが本番と言ったところでしょうか。

 

 今年はおだい介護フェスができないため、

 「私の癒し展」と題しまして、

 スタッフ個々の癒しになっているもの、

 励みになっていることなどをアップしてみました。

 周知期間もなく、相変わらず荒削りな企画でしたが、

 広報部が頑張りまして、利用者さんにも数名の方にご参加いただきました。

 やっぱり利用者さんのものが入ってくると厚みが違いますな。

 当初はスタッフのビールかぶりで、どうしようと思いましたが。

 この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。

 こんな時ですから、みんなで声を掛け合って、

 この苦難を乗り越えていきましょう!


 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.4」 2020.10. 

 朝6:30、バス停までの路地を歩いておりますと、

 先日までは虫の音の余韻が聞こえていましたが、

 いつの間にか静まり返り、

 咽ぶほどの金木犀の香りに包まれます今日この頃。

 皆さんいかがお過ごしですか、Nセンスです。

 どこに行ってもマスク装着の世の中、

 先日理髪店で、「マスクはどうされますか?」と聞かれ、

 一応したままがよいと思い、

 「つけてます」と答えましたら、

 軽く舌打ちされまして、

 「じゃあ、紐をクロスするとかしてもらえますか!」と。

 慌てて両の耳紐を交差してみると作業が始まり、

 ホッとしたのですが、

 これで何か変わったのだろうかと悩んでおりました。

 あとから気づきましたが、

 脇をカットするのに、ただ単純に邪魔なんですね。

 全く気がつかず、申し訳なく思いました。

 理髪店も必死なんでしょう。

 私たちも介護をやっている側の常識で、

 利用者さんにあれやこれやと強要していないだろうか。

 そんなことをふと考えます。
 


 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.3」 2020.9. 

 コロナで停滞した気持ちから、
 「振り返り」をテーマにお届けしております。

 このコーナーでは度々歌のフレーズが登場する訳ですが、
 今回は、「この人のこの一曲」と題しまして、
 珍しく女性のシンガーソングライターを語ろうと思います。

 美空ひばりからあいみょんまで、名曲は数あれど、
 作詞作曲も本人であるという点、はじめに申し上げておきたい。
 まずは天才肌の二人から。

 筆頭はやはりユーミンですね。
 なかでも「ベルベットイースター」を
 はじめて聞いた時の衝撃は忘れられません。
 やばいと思いましたね。
 女心とかチンプンカンプンですが、
 サガンの小説なみの、十代の少女ならではの感覚が際だっています。
 「むかしママが 好きだったブーツ 履いていこう」とかね。
 きれきれです。

 

 二人目は、宇多田ちゃんですね。
 いきなりそこまで飛ぶのかと思われたかも知れませんが、
 やはりそれくらい格が違う感じですよね。
 はじめから違いを見せつけられましたか、
 彼女の曲で感心したのは、「colors」ですね。
 もう好き嫌いでしかないですが。坂本龍一を彷彿させましたね。
 「黒い服は 死者に祈る時にだけ着るの」
 このリズムでこういう詞をあててくるんですからね。

 

 さて、最後にもうひとりご紹介したいのは、岡村孝子さんですね。
 あみん、懐かしいですけどね。
 なかなかのポエマーですが、魅力はやっばり声ですよね。
 声にやられます。
 選ぶとすれば「あの海へ今帰りたい」かな。
 癒される歌って、あるようであまりないですよね。
 ビリーバンバンくらいですよ、自分の場合。

 

 という訳で、中島みゆきを語る間もなくお時間です。
 またお逢いしましょう。


 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上 vol.2」 2020.8. 

 コロナの影響で、

 少しでも空いている電車に乗ろうと朝の通勤ルートを変えたのですが、

 別の駅に向かう途中に昔住んだアパートがありまして、

 毎朝不思議な感じがしております。

 「三十年前、わたしの暮らした家

  今では大工職人の花木さんがひとりで住んでいた」

  (長渕剛/ふるさと)

 

 自分も30年経つのだと思いながら、

 当時の何も知らなかった自分、

 けれどもあまり変わっていない地続きの自分を省みるのであります。

 

 ああ、人生というのは長いようで、あっという間なのだなと感じ、

 やれることはやってみよう、

 やるなら今しかねえ!と心の中で叫ぶのであります。

 前向きになれる日ばかりではありませんが、

 仕事や生活に影響を受けている皆さんに、

 何とか今を生きていって欲しいと願います

 


 (忘れ得ぬNセンス)

 「小台湯の煙突の上」 2020.7. 

 昨年八月から約一年ぶりでございます。

 ストレングスにバトンをつなぎ、このブログも小休止しておりましたが、

 この度のコロナ騒動を受け、改めて筆をとることとなりました。

 まさかこんな年になろうとは、誰が予測したでしょう。

 確かに、今年は崩壊の年だとか、東京オリンピックはない、

 と予言した方々もいたようですが、

 実際のインパクトは計り知れないものであります。

 

 その衝撃は、業種によってかなりの違いがありますので、

 飲食や観光、交通やアパレルなどの皆さんに対しては、

 同情する以外に言葉も浮かびません。

 介護業界も常に背中合わせの緊張のなかで過ごしておりますが、

 近隣の病院や施設でも出ておりますので、

 もしも、もしもと際限のない心配を続けております。

 諸行無常、いいことも悪いことも長くは続かないと、

 今は祈るばかりです。

 

 《次号へつづく》


 (忘れ得ぬNセンス)

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